花音綴り

　　　　　　（ 訂正　Ｋ先生のお名前　萌☓　→　萠◯　　筝☓　→　箏◯ ）　




演奏曲目　　　月光幻想曲／菅公

今年は筑紫曲を代表する２曲を奉納させていただきます。





『菅公』　とは、天満宮にお祀りされている学問の神様　菅原道真公のこと。

平安時代の政治家、学者で、
５歳の時に和歌、１１歳の時には漢詩を詠むなど
非常に頭の良い人だったと伝えられています。
学問に優れていたため、右大臣にまで出世しました。
しかし朝廷の政権争いに巻き込まれて罪を着せられてしまい、
大宰府に左遷され失意のまま亡くなってしまいます。

大宰府では、衣食もままならぬ厳しい生活を強いられながらも、
皇室のご安泰と国家の平安、またご自身の潔白をひたすら天にお祈りされたそうです。

誠を尽くされた道真公をしのんで、道真公の無念な気持ちを箏・尺八で唄います。

道真公が涙して喜んでくださるような曲です。




『月光幻想曲』　昨年も月にちなんだ曲を２曲演奏しましたが、

またちがった趣のある曲で、中秋の名月にはピッタシではないかと(^^♪







この管絃祭のメインは、和歌山雅楽会の皆様による雅楽演奏です。


平安時代から継承されている世界最古のオーケストラ
まるでタイムスリップしたような雅びな音楽を生で体感できます。



こちらは、昨年の抜頭（ばとう）の様子。




その後、私たちが演奏させていただきます。


詩吟調に唄う、菅原道真作 「重陽後一日（九月十日）」　難関ですががんばります
お箏に唄！？　びっくりなさらないでくださいね






主役はなんといってもお月様!(^^)!　 今年はお天気でありますように。