2017年02月21日

眠っているお箏。

眠っているお箏。



某小学校の資料室に眠っているお箏10面。(昨年6月に行ってきました)


こちらの小学校にお箏が存在することは15年ぐらい前から知っていましたが、
ほんとうにありました!

某企業のお箏のクラブが廃部になった時に寄贈されたものと聞いています。

(小学校では当初はクラブ活動もされていたようですが)

過去に使われた形跡がないわけでもありませんでしたが、
現在いらっしゃる校長先生、教頭先生はあると聞いている程度の認識でした。

長い間、眠っていることが想像できます。


箏柱、鳥居台、手作りの立奏台がお箏の面数分揃っていました。体験用の爪も個数がありました。


生田のお箏(古いタイプのお箏)も4面くらいあったし、調絃不能のお箏もありました。
でも、メインテナンスをすれば使える、
贅沢をいわなければこのままでも使えそうなお箏もありました。

使えるか使えないかでいうと、私だったら使いたくないですが、
使えないかというと使えないこともない??

つまり、ないよりはマシといったところでしょうかicon10


それでも、活用しなきゃもったいないです。



それで、教育委員会の担当の方に提案させていただきました。
教育委員会のほうで、一括して預かって、各小学校に貸し出すことはできないかと。

寄贈品になるので無理なんですって。


ただ、こちらの小学校からお借りすることはできるそうなの。

でも、借りる方の立場だと借りにくいですよね。
万が一壊したら? と思うと、そうと簡単に借りれないですよね。

で、糸締めなどのメインテナンスは?貸し出す学校が費用を負担するの?
貸してあげて、それはありえない。



プロジェクト和の音が継続できない場合、和の音のお箏10面を活用していただきたく、
教育委員会で管理して各小学校に貸し出していただけないか?

それもお尋ねしたのですが、できないとの回答でした。



各小学校、最低一面のお箏はあって当然と思うんですが。 それも、各学校の判断らしいのです。



う~んicon10 どうすることもできない。

音楽の先生方が取り組める環境、是非とも考えていただきたいです。






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