2018年08月13日

子どもたちのためにできること。

市内の中学校に通う 中2の孫 に借りました!器楽の教科書です。


表紙を見た瞬間face08 箏(こと)・尺八も仲間に入れてもらえて嬉しかったですik_83


子どもたちのためにできること。


皆様にもぜひお見せしたい内容なのですが~~著作権の関係で諦めます>_<


和楽器を代表する箏はページ数も多く9(8+1)ページ。
続いて三味線6ページ、太鼓4ページ、篠笛2ページ、尺八2ページ

箏については、説明も奏法も私たちが小学校で指導している内容とほぼ同じ。
少し難しいかなって奏法もあって驚きましたが、

音楽の先生であれば短時間で習得可能ik_94 指導は十分できると確信しました。




2002年から実施されている中学校学習指導要領で、
学校によってやってもやらなくてもよかった 和楽器の学習が必須 になりました‼️

具体的には3年間を通じて1種類以上の和楽器を体験できるようにするというものです。
和楽器なので、箏だけに限りません。三味線、太鼓、篠笛、尺八の中から。

(教科書に載っている順番です)




明治以降、自国の伝統音楽を扱わず、西洋音楽に偏った内容を行ってきた結果、
日本の伝統的な音楽に触れる機会は作らなければほとんどないのが現状icon11icon11


日本の伝統音楽がすっかり教育の視野の外に置かれてしまったことが、
ようやく問題として認められた‼️
ということなんですが、



問題に気づかないふりをしている教育現場、問題ありますねicon10

こんなにいい教材があるのに、もったいないです。




↓ には、小学校の音楽科の次期学習指導要領改訂のポイントが紹介されています。


https://kids.gakken.co.jp/parents/news/corse-of-study29/
(URLをクリックしてご覧ください)



音楽科の重要な役割、和楽器の学習の必要性など、私の文章より専門的でわかりやすいですik_96


5、6年生でされているはずがほとんどの小学校でされていない和楽器の学習を3、4年生でされるものなのかface07




地域で郷土の伝統音楽を継承している団体などに指導してもらうことも解決のひとつでしょうが、
教員が日本の伝統的な音楽を教えることが期待されています


その通りだと思います。
ボランティアに任せるのは手軽ですが、単発で終わってしまうケースが多く継続は難しいです。

どうか授業に取り入れてくださいik_70音楽の先生方にがんばっていただきたいです‼︎
その気持ちは、和楽器の学習が必須になった2002年の中学校学習指導要領改訂から変わずっと変わりません。






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