2018年09月16日
「箏」という漢字
小学校の音楽の教科書には、ひらがなで こと
中学校の音楽の教科書には、漢字で 箏
「箏」 という漢字が使われていたことに感激した私です(^^ゞ
「箏」 という漢字、書けますか~その前に読めない方もいらっしゃるかも
音読み ソウ・ショウ 訓読み こと
↓ のURLから、アニメーション✔をクリックすると正しい筆順がわかります。
https://kakijun.jp/page/koto14200.html
1946年、
日常使用する難しい漢字を制限するために1,850字からなる当用漢字表が制定され、
「箏」 など多くの難しい漢字が教科書や公文書や新聞から姿を消したそうなんです。
その際、琴 が 箏 の代替文字になったことから、ややこしくなりました
「琴」 と 「箏」 どちらも 「こと」 と読みますが違う楽器なんです
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
琴(きん)
中国の古い伝統楽器。七弦琴(しちげんきん) のこと。
3000年の歴史がある撥弦楽器で、7本の弦を持つ。琴柱がないのが特徴で、
胴の表面に付けられた13個の勘所を目印に、左手で絃を押さえ、右手で弾く。
日本へは奈良時代に伝来したが、平安時代末期には廃れた。当時の楽器が正倉院に残されている。
その後、江戸時代に入って1677年に日本に帰化した明の僧心越(しんえつ)が琴楽を再興し、
武家や知識層にかなり広まったが、明治時代に急速に衰え、現在では消滅同然となっている。
―日本大百科全書(ニッポニカ)の解説より―
長さは約120㎝
奏法が難しく、広まらなかったみたいです。
箏(そう)
中国の箏が13弦であった「唐」の時代(日本の奈良時代)に大陸から渡ってきたものが、基本になっていると言われている。
日本で最も標準的な13本の絃の箏。 日本で「おこと」と言えば、この楽器をさす
現在の長さ約182㎝
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
「琴」 と 「箏」 一番大きな違いは、柱(じ)とよばれる、可動式のブリッジがあるかないか。
柱(じ)がないのが 琴(きん) 柱(じ)があるのは 箏(そう)
「琴」 が 「箏」の代替文字として使われてきたため、どちらの漢字を使っても間違いとはいえない
このことが余計にややこしくさせてるような気がします
「琴」 は中学校の教育漢字に含まれていますが、
JIS第2水準に含まれる 「箏」 はほとんど学ぶ機会がないんじゃないかな。
常用漢字に入れてほしいですよね!
ただ、最近の日本語変換ソフトは 「こと」 と入力して 「箏」 に変換されますので、
パソコン、スマホ、携帯電話でぜひお試しください。
私自身、上手く書けなくて
主人に小学生のほうが上手やぞ!と言われたことがあります(~_~;)
子どもたちの中には、感想にわざわざ漢字の 「箏」 を書いてくれる子もあるんですが、
資料を見ただけで正しく書けていてびっくりします
小学校の体験学習では、奏法以外、ほぼ中学校の器楽の教科書の内容を説明しています。
「琴」 と 「箏」 の違い については、中学校の器楽の教科書にも説明があります。
このように漢字一文字であっても、(知らなくてもいいことかもしれないですが)
知らないよりも知っていることが一つでも多いほうが、豊かな人生になるにちがいない!
ですよね
中学校の音楽の教科書には、漢字で 箏
「箏」 という漢字が使われていたことに感激した私です(^^ゞ
「箏」 という漢字、書けますか~その前に読めない方もいらっしゃるかも
音読み ソウ・ショウ 訓読み こと
↓ のURLから、アニメーション✔をクリックすると正しい筆順がわかります。
https://kakijun.jp/page/koto14200.html
1946年、
日常使用する難しい漢字を制限するために1,850字からなる当用漢字表が制定され、
「箏」 など多くの難しい漢字が教科書や公文書や新聞から姿を消したそうなんです。
その際、琴 が 箏 の代替文字になったことから、ややこしくなりました
「琴」 と 「箏」 どちらも 「こと」 と読みますが違う楽器なんです
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琴(きん)
中国の古い伝統楽器。七弦琴(しちげんきん) のこと。
3000年の歴史がある撥弦楽器で、7本の弦を持つ。琴柱がないのが特徴で、
胴の表面に付けられた13個の勘所を目印に、左手で絃を押さえ、右手で弾く。
日本へは奈良時代に伝来したが、平安時代末期には廃れた。当時の楽器が正倉院に残されている。
その後、江戸時代に入って1677年に日本に帰化した明の僧心越(しんえつ)が琴楽を再興し、
武家や知識層にかなり広まったが、明治時代に急速に衰え、現在では消滅同然となっている。
―日本大百科全書(ニッポニカ)の解説より―
長さは約120㎝
奏法が難しく、広まらなかったみたいです。
箏(そう)
中国の箏が13弦であった「唐」の時代(日本の奈良時代)に大陸から渡ってきたものが、基本になっていると言われている。
日本で最も標準的な13本の絃の箏。 日本で「おこと」と言えば、この楽器をさす
現在の長さ約182㎝
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「琴」 と 「箏」 一番大きな違いは、柱(じ)とよばれる、可動式のブリッジがあるかないか。
柱(じ)がないのが 琴(きん) 柱(じ)があるのは 箏(そう)
「琴」 が 「箏」の代替文字として使われてきたため、どちらの漢字を使っても間違いとはいえない
このことが余計にややこしくさせてるような気がします
「琴」 は中学校の教育漢字に含まれていますが、
JIS第2水準に含まれる 「箏」 はほとんど学ぶ機会がないんじゃないかな。
常用漢字に入れてほしいですよね!
ただ、最近の日本語変換ソフトは 「こと」 と入力して 「箏」 に変換されますので、
パソコン、スマホ、携帯電話でぜひお試しください。
私自身、上手く書けなくて
主人に小学生のほうが上手やぞ!と言われたことがあります(~_~;)
子どもたちの中には、感想にわざわざ漢字の 「箏」 を書いてくれる子もあるんですが、
資料を見ただけで正しく書けていてびっくりします
小学校の体験学習では、奏法以外、ほぼ中学校の器楽の教科書の内容を説明しています。
「琴」 と 「箏」 の違い については、中学校の器楽の教科書にも説明があります。
このように漢字一文字であっても、(知らなくてもいいことかもしれないですが)
知らないよりも知っていることが一つでも多いほうが、豊かな人生になるにちがいない!
ですよね
Posted by yururira at 10:45
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